暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

共同研究

今日は土曜日。
博士論文発表会がある。
それに、共同研究者であるH島大学の浮穴先生が自分の研究室で実験をすることになっている。
 
自分が今の大学に来て6年が経つ。
その頃の研究室は実験できるような状況ではなかった。
共同研究なんてとんでもない。
このままではいけないと思い、研究室を掃除し、少しずつ実験器具を増やしてこれまで研究を続けてきた。
 
幸運なことに、昨年4月から真面目な3年生が研究室に配属された。
11月には外国人研究員が加わり、ようやく研究ができるような状況が整いつつある。
 
そして今日、浮穴先生をお迎えして実験をした。
今回の実験では前半と後半の2つに分かれており、前半は自分達が、後半は浮穴先生が受け持つことになっている。
幸い実験は滞りなく完了した。
研究室の3年生が想像以上によく働いてくれた。
今日の実験は彼らによって成し遂げられたと言っても過言ではない。
浮穴先生の「学生が活発で良いですね」という一言がとてもうれしかった。
 
昼食をとらずに実験をしていたので、彼らにご馳走することにした。


研究室が変わりつつある、ということを実感した1日だった。