暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

論文受理

5月18日に外国の科学雑誌に再投稿した論文が無事に受理された。
最初に投稿してから9ヶ月も経っている。
そのうち、科学雑誌の編集者とのやり取りはたったの1回だけ。
つまり9ヶ月のほとんどが科学雑誌の返事を待つ時間に費やされたことになる。
 
ちなみにこの論文の実験を始めたのは今から9年前で、まだ前の大学に勤めている時だった。
順調に実験結果が出たものの、論文としてまとめて科学雑誌に投稿しても評価は芳しくなかった。
科学雑誌から不採用の知らせが届くと、新しい実験を行い、論文の文章も変えて、また別の科学雑誌に投稿する。
この作業の繰り返しだった。
 
今日、この作業が無事に終わったことをうれしく思う。
これに懲りずにまた論文を書こう。