暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

赤十字 その9

腎臓の検査「腎生検」から1週間過ぎたので、昨日からお風呂を使っている。
この病院では午前中から30分間刻みで入浴を予約することになっている。
入浴時間は長くはないが、予約がそれほど混んでいないので、基本的には自由にお風呂に入れる。
介護入浴のためかお風呂は広く、湯船も脚が伸ばせるので快適だ。
 
いつもの様にのんびり過ごしていたら、午後にT築先生がお見舞いに来られた。
自分が入院していることはほとんどの教員には伝えていないので驚いた。
T築先生はこの日記を読んで自分の入院に気付かれたそうだ。
お見舞いの本まで持ってきていただいて…。
本当に有難いことである。
 
ただ、あまりの驚きにT築先生に椅子をすすめることも忘れて一方的に話をしてしまった。
申し訳ありません。
 
長かった入院生活も明日で終わりである。
入院中はほとんど仕事が出来なかったが、長い休暇を取ったと思うことにしよう。
 
ちなみにT築先生がお貸ししてくださった本は増田俊也さんの「七帝柔道記」である。
この本では北海道大学柔道部と七帝柔道が舞台だ。
自分は柔道の本を読んだことがなかったが、いつの間にか夢中になり、一気に読みきってしまった。
T築先生、良い本をありがとうございました。