暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

清原君

今日をもって清原君がこの街を離れることになった。
2人で数えきれないほど釣りに行った。
彼の技術はブラックバス釣りで磨かれたもので、自分は到底及ばない。釣り場では彼に教わることが多かった。
 
彼の卒業をもって釣り部の学生はいなくなる。
これからは1人で釣りに行くと思うと寂しい。
いずれ新しいメンバーが加わるかもしれないので、それまで釣り部を支えよう。
 
彼がバスに乗り込む頃、尋常じゃない勢いで雨が降った。
別れの雨なのだろうか。