暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

玉網王よ

天気が悪い週末が続く。
 
泣く泣く遠出を諦めて近場で釣りをする。
長靴を履き、潮が引いていることを確認して釣り場に行く。
なぜか自分が釣り場に入った瞬間から波が大きくなった。
あっという間に膝までびしょ濡れ。
このままでは遭難しようなのでこの場所を諦めた。
 
この移動が良かったのか、次の釣り場では小さい魚がぼちぼち釣れた。
メバルロッドでワームを引いていると…。

22cmのカサゴ

いつものアナハゼ。
アナハゼは足元まで追いかけてくる。

そしてムラソイ。
 
釣りを楽しんでいると何やら得体のしれない物が海に浮かんでいた。
玉網で掬ってみるとまさかのスッポンだった。

雨による増水で流されてきたのだろうか。

目つきが悪いなあ。
一瞬だけ食べようかと思ったが、川に戻すことにした。
雨の中を玉網でスッポンを持って歩く姿は異様だったに違いない。
スッポンを川に入れると元気よく泳いで行った。
 
帰り道、海の近くのドブにルアーを投げるとスレ掛かりでフナが釣れた。

小学生の時に釣ってからは一度もフナを釣ったことがなかったが、これはこれで面白い。
 
雨が降ったり波にさらわれそうになったりと散々な釣行だったが、珍客もありなかなか楽しめた。