自分の授業では、出席を取るときに授業の感想や質問を書いてもらっているものがある。
そのうちの一つ、2年生を対象とした授業で、博士課程や博士研究員について余談として説明した。
すると、複数の学生からその余談が良かったという感想や、もっと詳しく教えてほしいという意見をもらった。
確かに、大学生には、大学院では何をしているのか、大学院を修了するとどう就職するのか、どうしたら研究職に就けるのかということについては分からないことばかりだろう。
学術的な知識はもちろんだが、そういう情報をしっかり説明することも大学教員の務めなのではないかと感じた。
