暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

柳の下のドジョウ

三連休初日。
いつものように早朝から釣りだ。
今日は先週に奇跡が起きた第二の河口に行く。
あの奇跡を再び味わうのだ。
 
釣り場に到着後にタックルの準備をしていると、メバルロッド用のリールが見当たらない。
どうやら忘れたか失くしてしまったようだ。
仕方なくシーバスロッドでワームを投げる。
少しフォールして、さあここでアジのアタリが来るはずだ!
…あれ、来ない。
もう一度投げてみるが、やっぱりアタらない。
先週のアジは既にいなくなっていたようだ。
柳の下のドジョウとはこのことか。
場所を変えながわワームを投げているとようやく小さなアタリが来た!

小さいシーバスだ。
違う方向にワームを投げてみるとシーバスとは違うアタリ。

良型のメッキが釣れた。
この後もぱらぱらメッキが釣れる。
 
さらに場所を変えつつミノーやメタルマル、メタルジグ、バイブレーションを投げるが、釣れるのはエソばかり。
特にメタルマルで底をリフト&フォールするのが効くらしい。
メッキの数は極端に減り、河口全体の活性が大人しくなった気がする。
エソのアタリが消えた後にふと気付いたのだが、数回投げるたびにリーダーがささくれている。
今日は根掛かりしていないのに…。
 
すっかりアタリがなくなった頃、5gの爆釣ジグを投げるとウグイが釣れた。
抜き上げる時にバラしてしまったが、久しぶりのアタリにホッとする。
ウグイでもいいかあ(失礼)と思い、もう一度投げてみるとまたアタリが来た。
先程よりも大きいぞ。
リールからドラグの音が鳴りラインが出ていく。
元気なウグイだなと思い寄せてみて驚いた。
 
ウグイと思った魚はサゴシだった。
この河口で二週連続でサゴシが釣れてしまった。

先週と同じくらいの49cm。
小さいジグに喰らいついている。

こんなに小さなルアーで釣れるとは…。
リーダーがささくれていたのはエソやサゴシが襲いかかってきたからかもしれない。
とにかくお持ち帰りの魚が釣れたのでこれで納竿だ。
コンビニエンスストアで氷を買って帰る。
 
帰宅後にサゴシを捌く。
サゴシは鱗を取る必要がなく内臓もそれほど大きくないので捌くこと自体は簡単だ。
もちろん上手に捌くのは難しいのだが。

仕事から帰ってきた妻に料理してもらう。

一週間前とほぼ同じ状態なので不思議な気分になった。
 
最近の第二の河口は凄すぎる。
この河口は清原君と一緒に通った河口だ。
いずれ彼とまたこの河口に来たい。