暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

逃がした魚

今日は日曜日。
午前中に頑張って仕事したので、午後から釣りに行ってきた。
日中でかつ干潮だったので釣れないだろうと思ったが、自分へのせめてものご褒美である。
 
釣り場はいつもの海である。
海辺では女子高生と思しき女の子が遊んでいた。
それを尻目にひたすらルアーを投げ込むが、予想通りアタリがない。
場所を変えてもアタリがないので、小物でも釣ろうと思い、メバル用のミノーを投げてみた。
すると早速アタリが来た。
鰓洗いをするその魚は50cmくらいのシーバスだった。
これでボウズではないぞと思いつつシーバスを寄せる。
女の子達も驚くだろうと思った瞬間、ロッドが軽くなった。
痛恨のバラしである。
メバル用のミノーではフックが小さすぎたのだろう。
 
傍から見れば、おっさんが一人で狂喜乱舞しただけの光景に見えただろう。
他人の目を気にしてはいけないと強く思った。