暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

初魚

三連休初日の今日、当然の様に早朝から釣りに行く。
佐田岬に行こうと思い車を走らせていたが、途中で地面が雨で濡れていることに気付く。
佐田岬の釣り場は雨だと危ないかもしれないので、第二の河口に急遽変更した。
 
朝6時頃に釣り場に到着し、シーバスロッドでルアーを投げる。
バイブレーションを投げていると何かが引っ掛かった手応えがある。
ゴミかと思い抜き上げたものはグニグニ動いていた。

その正体はアメフラシだった。
アメフラシは巻貝に近縁の動物なので魚ではない。
 
メバル用のミノーに替えて釣りを続けていると、ようやく魚のアタリが来た。
その直後に激しいエラ洗いが始まったが、バラさないよう何とかいなす。
足元まで寄せてみると40cm弱のセイゴの姿が見えた。
このくらいなら玉網はいらないかなと思い抜き上げてみると、空中ですっぽり抜けてしまった。
玉網を使わなかった自分を激しく責めた。
 
別の場所に移動し、シンキングペンシルを投げる。
ゆっくり引いているとまたアタリが来た!
しかし数秒後にバラしてしまう。
今回はフックの掛りが浅かったようだ。
 
この後はアタリがピタリと止んだ。
今のところ釣れたのはアメフラシだけで魚は1匹も釣れていない。
釣り初めに続きボウズで終わるのだろうか。
今年が良い年になりそうな気がしない。
 
こうなったら最終兵器を出すしかない。
いつでもシーバスを釣らせてくれるBassdayレンジバイブの出番だ。
レンジバイブに替えてからしばらくすると再びアタリが来た。
あまり大きくないようだが慎重に寄せ、なおかつ玉網を使う。

40cmのヒラセイゴが釣れた。
大きいとは決して言えないが、2016年初めての魚である。
フックが目にも刺さっていたのでお持ち帰りすることにした。
年末に買ったばかりのクーラーボックスに初めて魚を入れる。

新しいクーラーボックスはシマノのスペーザライト350で35リットルのものである(内寸26.0×60.0×23.0cm)。
これまではダイワのプロバイザーS2700(内寸25.0×43.0×25.5cm)を使っていたが、長いものが欲しくなったので購入した。
このクーラーボックスに入れると40cmの魚が小さく見えてしまう。
いずれこれに収まらないような魚を釣りたいものである。
 
この後もレンジバイブを投げているとまたアタリが来た。
本当に頼れるルアーである。

これまた40cmぴったりの痩せたタイリクセイゴが釣れた。
こいつはさすがにリリースした。
 
この後は第二の河口を離れ、別の波止に移動する。
メタルジグで底の方を探っているとエソが釣れた。

今年もたくさん釣るであろうエソの記念すべき1匹目である。
 
この時既に8時を過ぎていたので納竿することにした。
無事に魚が釣れて良かった。
今年も頑張ろう。