暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

人間ドック

人生初の人間ドックに行ってきた。
 
きっかけは特になく、40歳になったことだし人間ドックを経験しておこうとう程度のものだ。
半日コースと一泊二日コースがあったが、お気軽な半日コースを選んだ。
先月に病院に予約すると、数日後に説明などが入った封筒が送られてきた。
それを開封したのが昨日の朝。
問診票や検便、絶食があることに気づき、急いいで準備を済ませる。
結局受付直前まで準備する羽目になった。
 
朝8時半に受付を済ませ、検査を受ける。
覚えているだけでも以下の検査を受けた。

  • 身長、体重
  • 血圧
  • 血液検査
  • 握力
  • 目の検査(視力、眼圧、緑内障
  • 耳の検査(聴力)
  • 肺活量
  • 心電図
  • 便検査(大腸癌)
  • 尿検査
  • 胸部X線
  • 腹部超音波検査
  • 内視鏡検査

この中で初めて受けたのが内視鏡検査である。
このために昨夜21時から絶食していた。
今朝の6時からは水も飲んでいない。
診察準備室の様なところで胃の泡を消す液体を飲む。
次に喉の麻酔液を口に含み、5分くらい後に飲み込む。
今回の検査では鎮痛剤(麻酔?)もお願いしたので、点滴の準備もした。
これらの準備の後で診察室に移動し、いよいよ鎮痛剤の点滴が始まる。
 
この後は意識がなくなり気付いた時には診察が終わっていた。
鎮痛剤の切れが抜群で、すぐにいつもの頭の状態に戻った。
 
検査結果について簡単に説明してもらったが、胃に良性のポリープが2つあっただけで特に問題はなかったそうだ。
他の検査結果では尿検査の腎臓に関する項目が相変わらず良くなかった。
 
そしてもう一つ気になるのが握力である。
左右両方ともかなり弱くなっており、両方とも40kgにも届かなかった。
その原因は自分の持病、IgA腎症にあると思う。
腎臓の負担を抑えるためタンパク質を減らした制限食を食べているせいか、それとも薬の副作用のせいか、治療を開始してから両腕の筋肉がどんどん落ちている。
力が抜けていくのが日々分かるくらいなのである。
このままでは釣りもできなくなるのかもしれない。
ただ、利き腕である右手(38kg)より、ロッドを支えている左手(39kg)の方が握力が強かった。
病気の身でも、使い続けることで腕力が維持できるのかもしれない。
 
お昼過ぎには全ての検査が終わり、晴れて自由の身となった。
職場の健康診断とは違い、かなりスムーズに検査が進められたのが好印象だった。
来年は血管や脳について調べてもらおうと思う。