暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

マッチザベイト?2

修論発表会と卒論発表会が終わったことで、ようやく肩の荷が下りた。
二か月間頑張った自分にご褒美をあげたい。
と言うことで、先日の博士論文発表会の振替休日を利用して、早朝から釣りに行ってきた。
 
早朝5時に起床し、一路佐田岬に向かう。
釣り場に到着した頃にはすっかり明るくなっていたが、とにかく釣りを始める。
シーバスロッドでミノーを投げるもアタリなし。
シンキングペンシルでもメタルジグでもアタリなし。
ナブラはもちろん、ベイトの気配もないのに何となく釣れる気だけがした。
もっとも仕事から解放されて気が楽になっていただけかもしれないが…。
 
何もアタリがない中、メタルジグをリフト&フォールしていると、フォールの最中にアタリが来た!
この1匹を逃すと釣れないような気がしたので、慎重に、かつ根に潜られないよう強引に寄せて玉網で掬う。

48cmのヤズだった。
メタルジグは最近お気に入りのジャクソンのギャロップアシストである。
 
意気揚々とヤズを〆てクーラーボックスに入れる。
ボウズを脱出した勢いで別の場所に移動して12cmのフローティングミノーを投げてみると、ガツガツとした感触があるではないか。
藻にでも引っ掛かったのかなと思っていたら、数投目に明確なアタリが来た!
釣れるとは思っていなかったので玉網の準備に手間取っていると魚が藻に絡みついた。
慎重に時間をかけて藻から外して玉網に入れる。

46cmのヤズだった。
どうやらこの場所にヤズの群れがいるらしい。
この後にもすぐにアタリが来た。
2匹目が玉網に入った状態で3匹目を掬う。

3匹目は50cmだった。
 
まだまだ釣れそうだったが、これだけ釣れれば十分だし雨も降ってきたのでこれで納竿した。

2時間でこの釣果は出来過ぎだろう。
前回も今回も使ったロッドはダイワのシーバスハンターXの96MLである。
これくらいのヤズなら問題なく戦える、頼りになる逸品である。
 
やや興奮気味で帰路に就く。


帰り道、いつもの道が色づいていることに気付いた。
もうすぐ春ですね。
 
持ち帰ったヤズを捌いた。

胃の中には5cm程度の小魚(キビナゴ?)が入っていた。
メタルジグならともかく、12cmのフローティングミノーと比べると明らかに小さい。
ますますマッチザベイトが分からなくなってきた。
今回は満潮の潮止まり直前だったからヤズの喰い気が上がっていただけなのかもしれないが…。
もっと釣果を重ねて青物の攻略法を会得したい。