退職記念祝賀会
今年3月末に定年退職した自分の恩師の退職記念祝賀会に出席するため、母校のあるT木県に行ってきた。
会場は以前にも使用したホテルである。
開始10分前に到着したが、既に会場は現役教員、現役の学生、そして卒業生で賑わっていた。
卒業生があまり来ないのではと考えていたのでかなり驚いた。
驚いた理由の一つに、自分が卒業生代表で挨拶することになっていたからだ。
会場を見渡すと自分よりも先輩の卒業生も少なくない。
先輩方を前に自分が代表でいいのかしらと心配になってきた。
ましてや自分は恩師に一番迷惑をかけた学生(だと思う)なので、なおのこと代表であることに気が引けてきた。
とは言えここで恐縮してしまっては、恩師の教えが無駄になる。
精一杯の感謝の気持ちを込めて挨拶した。
恩師の最後の花道を汚すようなことはなかったと思う。
もう母校には恩師はいない。
恩師だけではなく、お世話になった先生方もどんどん引退していく。
もっとしっかりしなければと思った一日だった。