暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

研究費獲得

午前中に、自分の研究室に助教が来て「財団法人に応募していた研究費申請が不採択になりました」と言った。
 
財団法人への研究費申請が採択されることはあまりなく(かなりの著名な研究者を除く)不採択になる方が圧倒的に多い。
彼の気持ちは良く分かるが、「それでも諦めずに申請し続けることが大事ですよ」と伝えた。
 
そういえば、その財団法人へは自分も応募していた。
大学の事務に行ってみると、確かに財団法人からの封筒が自分にも届いている。
封筒にやや厚みがあるのが気になったが、とにかく開封してみる。
 
結論から言うと、自分の研究費申請が採択となった。
財団法人からの研究費獲得は久しぶりなのでかなり嬉しい。
しかも今回の研究計画は助教との共同研究なので、彼の研究も発展できるような計画にしてある。
助教にとっても良い結果となったはずだ。
 
少しだけ上司らしい仕事ができた気がした。