暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

追試

現在の大学の成績評価は、

  • 「秀」(90点以上)
  • 「優」(80点〜89点)
  • 「良」(70点〜79点)
  • 「可」(60点〜69点)
  • 「不可」(59点以下)

の5段階である。
自分が学生の時(20年前)には「秀」という評価はなく、80点以上は全て「優」だった。
昔(20年前!)の成績表には「優」「良」「可」「不可」のみ掲載されていたが、現在では実際の点数も記載されている。
さらに昔は学生にのみ成績表が送られていたが、今では保護者にも送られるようになっている。
昔と比べると現在の大学では成績に対する考え方がしっかりしている気がする。
 
それでは大学時代の成績は将来何かの役に立つのであろうか?
現在のところ、国内の会社(日系企業と言うのでしょうか)に就職する時にはそれほど大きな影響はないと思う。
もちろん、かなりひどい時には何らかの影響があるかもしれないが…。
ただし、他大学に編入するときや、奨学金の免除申請、そして外資系企業に就職する時には大学の成績が重要になることがある。
それらの場合、GPA(Grade Point Average)というもので成績を総合評価することが多い。
GPAの算出方法は各大学で若干異なるようだが、秀=4、優=3、良=2、可=1、不可=0として全科目の評価の平均で求めるのが一般的だ(と思う)。
いずれ国内の会社での就職も、このGPAが使われる時代が来るのかもしれない。
もちろん、全ての評価はあくまで授業の成績を表したものに過ぎないが。
 
さて、後学期の授業が終了した今、成績評価を進めている。
試験の結果、残念ながら「不可」になる学生もいる。
それらの学生に対してはできる限り追試を実施している。
今日その追試も終わり、これで授業に関わる業務が全て完了した。
4月までは研究に集中できそうだ。