研究費が足りない
研究費の残額が一万円を切ってしまった。
これから電話代等の諸経費を差し引くと手元には僅かしか残らない。
つまりしばらくは何も買えないことになる。
確かに今年度は学生達が一所懸命研究に励んでくれたので、それなりに研究費を使ったのは事実だ。
とは言えさすがにお金が足りない。
こうなると研究の発想も縮こまるし、将来が不安になってくる。
研究費の大半が国民の税金なので贅沢を言ってはいけないと思うが…。
東洋経済の西澤記者の記事「没落する地方国立大の何とも悲惨な台所事情(東洋経済ONLINE 2018年2月5日)」は地方国立大学の現状をよく表している。
研究費の削減や、教員の採用凍結や頻繁に行われる大学改革による教員の疲弊、そしてそれらに伴う科学研究論文の発表数の減少など思い当たることばかりだ。
何とか頑張って研究を続けて論文を書いているが、それもどこまで続けられるのだろうか。