暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

第2回釣り部遠征

昨日の日曜日は大潮で天気予報も良好だった。
釣りにはもってこいの状況だ。
今はカレイの季節なので、釣り部メンバーの提案により興居島に釣りに行く。
 
朝6時に集合し釣具店で餌を調達する。
カレイ釣りの餌にはいろいろあるが、今回は本虫と青虫を使う。
ところがいつもの店では本虫が売り切れだった。
本虫は青虫が100gで900円のところ2100円もする高価な餌。
それが売り切れるとは、この街にはどれだけ釣り人がいるんだろう?
3軒目の釣具店で何とか少しだけ購入できた。

仕方がないので「ボケ」という餌を買ってみた。

ボケは標準和名で「ニホンスナモグリ」というらしい。
何とか準備を整えてフェリーで車ごと興居島に渡る。
興居島は近いのでたったの5分で着く。
 
車で砂浜に移動し投げ釣り開始だ。
砂浜からの投げ釣りは初めてだ。
砂浜自体久しぶりなのでテンションが上がる。
今日は流れ藻が多く仕掛けに藻がたくさん絡んでくる。
仕掛けを遠くに投げられれば藻が絡むことはないのだが、そんな技術はない。
悪戦苦闘しているうちに、釣り部のエース・辻君が今日最初のカレイを釣り上げた。

30cmジャストのマコガレイだ。
すげえ。
 
ぽつぽつと小魚が釣れたが、その後はアタリがない時間が続いた。

島の景色は本当に良い。
息抜きには最高だ。

そんな時、辻君の竿に大きなアタリが来た!
彼はその魚が飛び跳ねるのを目撃した。

獲物はトビエイだ!
今日は平べったい魚を釣りに来たのだが、平べったいにも程があるだろう。
エイは大きいものでは体長180cm、体の幅60cmにもなる。
今までの平和なひと時から一瞬にして緊迫した時間に変わる。
手に汗握る戦いが始まった。
釣り部部員が見守る中、辻君が一進一退の攻防戦を繰り広げる。
ようやくエイが見えるくらいに近づいたときに、流れ藻に引っ掛かってしまった。
ここでラインが切れて戦いは強制終了。
本当に惜しかった。
 
この後、宮崎君がバイトのために帰り、3人で釣りを続ける。
16時ごろ辻君が2匹目のカレイを釣り上げた。

植村君も自分も粘るが、結局カレイを釣り上げることはできなかった。
 
フェリーの時間に合わせ、16時50分に納竿した。
カレイ釣りは難しい。
もう一度、と言わず何度でもチャレンジしたい。
辻君と宮崎君は今朝も釣りに行っているそうだ。
自分も早く行きたいものである。