暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

吉報

昨日、大学時代の先輩からメールが届いた。
革職人である先輩がついに自分の工房をオープンしたというお知らせだった。
すげえ。
 

いつもこの日記に出てくるこの財布、実は手作りである。
牛革を裁断し、ディバイダーで縫い線を入れ、手縫いして仕上げるまで全て手作りだ。
もちろん実際の作業には自分の知らない工程がたくさんある。
この財布を作ってくれたのが先輩だ。
 
ものすごく丈夫で14年も使い続けている。
壊れるどころか使うほどに深みのある色になりなじんでいる。
その先輩がさらに修行を重ね、ついに自分の工房を持ったのだ。
 
まさに吉報だ。
自分のことのようにうれしい。
このメールを読んだ後に農学部構内を歩いていたら、他の教員から「何があったのか」と聞かれてしまった。
どうやら顔がかなりニコニコしていたらしい。
 
先輩の工房は「大輔」といいます。
埼玉県を中心に活動しています。
革製品に興味のある方はぜひ一度ご覧になってください。