暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ハマチ祭り(中編)

日曜日だ。
昨日は釣りしかしていないので、午前中に仕事をすることにした。
13時からハマチ祭りに参加するのだ。
 
その前に今の自分のタックルを調べなおした。
今のタックルは以下のとおり。

  • 8フィート6インチのシーバスロッド
  • 2500番のシマノさんのリール(シャロースプール)
  • 0.8号のPEライン
  • 2号のフロロカーボンのリーダー

以前に「大輔」の先輩にシーバス用のタックルについて教えてもらったが、この装備では青物はおろかシーバスでも厳しいかもしれない。
そこでシマノさんの4000番、ノーマルスプールのリールを新しく買うことにした。
そして1.5号のPEラインと5号のフロロリーダーを巻いて準備完了だ。
 
逸る気持ちを抑えて昨日の場所に向かう。
ハマチ祭り会場は相変わらず釣り人で賑わっていた。
しかし、昨日とは何となく雰囲気が違う。
どうやらハマチがほとんど釣れていないようだ。
たった1日でこうも変わるのか、と言わんばかりに海は静かだった。
波止では釣りを諦めた人たちがただ海を眺めていた。
ハマチを諦めきれない釣り人の竿を振る音がむなしく響き渡る。
自分もメタルジグを投げてみるがアタリが来る気配はない。
ハマチ祭りは終わってしまったのだろうか。
 
どうせ海に来たんだから、ということでシーバス狙いに切り替えた。
ところがこちらもアタリがない。
ジグを投げることに疲れてしまったので、テトラポッドに座りながらのんびりリールを巻くことにした。
もう諦めていたその時、待望のアタリが来た!
なかなか重い。
しかし自分にはパワーアップしたリールがある!
そして…!

68cmのシーバスだった。
 
恥ずかしいことに自分はシーバスを持って帰る準備をまともにしていなかった。
しかし、釣り人の皆さんがいろいろと助けてくれた。
この釣り場の皆さんは本当に優しく頼もしい方が多い。
 
それにしてもハマチ祭りは本当に終わってしまったのだろうか?
 
後編に続きます。