暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

佐田岬でルアー釣り

週末の天気が良くないらしい。
ということで、天気が悪くなる前に清原君と奥山君とで釣りに行くことにした。
 
午前0時頃に集合し、佐田岬に向けて出発した。
久々の遠征とあって車内は大盛り上がり。
釣りは、釣りをしている最中はもちろん、釣り場に向かっている間も楽しい。
 
まずは八幡浜でルアー釣りだ。
街灯の下に魚の気配がしたので、取り敢えずそれを狙ってみることにする。
開始早々清原君のライトロッドにアタリが来た!

魚の正体はアジだった。
アジの活性は高いようで、すぐに自分も20cmのアジを釣り上げた。

奥山君も続く。

ひとしきりアジングを楽しんだ後、三机に移動した。
三机でもアジの姿が見えたが活性はそれほど高くないようだ。
ふと清原君が小さなイカがアジを追いかけているのを見つけた。
彼はアジの群れにミノーを放り込み、イカが近寄ってきた瞬間に大きくシャクる。

何とあっさりイカを釣り上げた。
もう1杯も同じ方法で釣ったので偶然ではないだろう。
恐ろしい男だ。
 
辺りが少しずつ白み始めた頃、三崎周辺に移動することにした。
三者三様、思いのままに釣りを楽しんでいた時に事件が起きた。
何気なくメタルジグを投げてリトリーブしていると、ぬぬっとジグが重たくなった。
そしてジグに引っかかった何かが動き出した。
魚だ!
メバルやアジならフッキングの後で大暴れするところだが、こいつはそんなに暴れない。
ただ重いことだけが分かる。
足元まで寄せた直後、そいつは暴れ始めた。
ドラグからジージー音が鳴り糸が出始める。
銀色に輝くその姿はまさしくシーバスだ。
やった!と思った瞬間、ジグが軽くなった。
何と足元に寄せたのにバラしてしまったのだ。
直後に同じ場所にジグと投げてみるとまた同じアタリが来たが、こちらはすぐにバラしてしまう。
この後もジグを投げ続けたが、このアタリは二度と来なかった。
あの手応えからすると少なくとも40cmはあっただろう。
悔しすぎる。
 
この後も場所を変えて釣りを続けたがまったく釣れなかった。
楽しかったが、不完全燃焼の釣行になってしまった。
これで佐田岬に行く理由がまた一つ増えた。