暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

戦線復帰

10月も半ばを迎えすっかりアオリイカの季節である。
今年も順調に釣れていることを知っていたが、今年はハマチやヤズの尻ばかり追いかけていた。
今日、ついにアオリイカ先生に復帰する。
 
夕方に清原君と合流し、松山観光港周辺へ向かう。
到着後、早速2人並んで餌木をシャクり始める。
すると清原君が1投目からイカを釣り上げた。

ヤリイカのような形をしたイカが釣れた。
程なく自分も同じイカを釣った。

1年ぶりにこのイカを釣ったよ。
さあ次はアオリイカだ。
 
期待を込めてシャクり続けているとまたアタリが来た。
今度こそアオリイカか?

タコだった。
タコを釣るのも1年ぶりだ。

よく見ると足が数本ない。
食べるところが少ないので(失礼)リリースした。
 
よく「タコの足、イカの足」というが、あれは本当なのだろうか。
タコを釣り上げて陸に揚げるとどんどん歩いていく。
そういう意味ではタコの場合は足と言って良いだろう。
しかし、イカの場合は、陸に揚げると歩くことはできない。
海中でも足を使って海底を歩くような映像を見たことがない。
それよりも「足」を使って餌を捕まえることが多いので、あれは足ではなく「腕」ではないだろうか。
 
調べてみると、タコでもイカでも形態学的には「腕(触腕)」と表現されていた。
両方とも足じゃなかったんだ…。
 
別の場所に移動した清原君が何やらぶら下げて帰ってきた。

良型のアオリイカだ。
うらやましい。
 
結局この日はアオリイカを釣ることができなかった。
また挑戦しよう。