暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

祭り

自分は今までサゴシ(サワラ)を釣ったことがない。
そのため昨日のアタリが忘れられず夜も眠れなかった。
それならば行くしかない。
ということで早朝に昨日の海に行ってきた。
 
まだ薄暗いためか釣り人はほとんどいない。
ふと海面をみるとそこかしこでライズが起きている。
取り敢えずメタルジグを投げると1投目からアタリが来た!
フックが外れるような気配がないくらいがっちり喰いついている。
まずは沖で走らせてから釣り上げようと考えていたものの、魚は足元のテトラポッドに突っ込んできた。
ちょっと待てという声も空しくラインブレイク。
さっそく1匹バラしてしまった。
 
その後はライズも消え、アタリもなくなってしまった。
これで今日も終わりか…というところで隣のオジさんがサゴシを3本立て続けに釣り上げていく。
「兄ちゃん、今日は釣れるから頑張れ!!」
そう言われては帰る訳にはいかない。
その後ついに待望のアタリが来た!
またテトラポッドに逃げられてはかなわないので、強引に足元に寄せる。
ところが、さあ玉網(5代目)で掬おうというところでフックが外れてしまった。
もうサゴシの姿が見えていたのに…。
つくづくサゴシ運がない。
 
めげずにメタルジグを投げていると3度目のアタリが来た!
今度こそは逃がすものか。
強引に足元に寄せ、頭部を水中から出して弱らせつつ、玉網(5代目)で掬い上げる。

ついに、ついにサゴシを釣り上げた!

ちなみにサゴシとはサワラの幼魚のことである。
細長い魚なので「狭い腹(さはら)」が語源となっているそうだ。
ちなみにサゴシは「狭い腰(さこし)」から来ているらしい。
サワラとサゴシの境目は曖昧だと言うので、自分の基準としては70cm以上をサワラを呼ぶことにしよう。
ということで、こいつは60cmだったから「サゴシ」である。
 
この後、52cmと57cmのサゴシが立て続けに釣れた。
生まれて初めて釣ったばかりか、まさかの大漁である。

まさかこんな写真を撮る日が来るとは思ってもいなかった。
 
釣りの神様ありがとうございます!