暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

シンペン その2

先週に引き続いて今週も実験が多い。
日曜日の今日も実験の準備があるので出勤しなければいけない。
このままでは今週も釣りに行くことができないだろう。
幸いなことに、今日は午前中だけ風が弱いそうだ。
ということで早朝から伊予港周辺に行ってきた。
 
昨日とは打って変わって風がほとんどない。
メバルらしいライズの音が聞こえるのでまずは港内でメバリングをすることにした。
ところがライズが頻繁に起こるものの全くアタリがない。
もしかすると今日は駄目なのか。
 
このままでは釣れそうにないので港外に移動した。
港外ではやや波があるが、それでも日本海や太平洋に比べたら穏やかそのものなので、釣りは問題なくできそうだ。
早速ワームを投げてみるがこちらも全くアタリがない。
ワームを諦め、少しでも飛距離が出るシンキングペンシルに替えた。
 
シンキングペンシルに替えて10数投後ようやくアタリが来た。
メバルとは明らかに違うアタリだ。
その直後に鰓洗いが始まる。
40cm以上あるぞ。
こちらはメバル用のロッドなので無理はできない。
シーバスが暴れて疲れた頃に足元に寄せよう。
しばらくするとシーバスが浮いてきたが、とても抜き上げられるサイズではない。
玉網を用意していなかったのでハンドランディングで抜き上げてやる。
意を決してテトラポッドを降りて海に入る。
波に晒されながら必死でラインを手繰り寄せシーバスの下顎を掴む。

52cmのシーバスだった。
セイゴではなくフッコである。
現段階で今年一番の大物だ。

この顔つきからするとマルスズキではなさそうだ。

背鰭に斑点があるからタイリクスズキだろうか。
それにしては胴体に斑点がない。
 
嬉しい釣果であるが当然ながら足元はずぶ濡れだ。

不思議なことに海に入っている間は特に寒くなかった。
むしろ温かかった気がする。
興奮していたからという訳ではなさそうだ。
(冬の海は危険ですので、決して真似しないでください。)
 
このシーバスが釣れたので納竿した。
さあこれから仕事を頑張ろう。

追記
この後、昼前から曇り始めて風が出てきた。
さらには雪も降ってきた。
天気予報が的中したことになる。
今朝にシーバスが釣れたのは幸運だったと思う。