暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

初物

昨日に清原君が船釣りに行った。
そしてかなり大型のアジを何匹も釣ったらしい。
そう聞けば黙っていられない。
と言うことで早朝から松山観光港周辺に行ってきた。
 
意気込んでメタルジグを投げてみるものの全く釣れない。
ミノーに換えて浅場を引いていると足元で何やらアタリがある。
同じ場所にミノーを投げるとノソっとしたアタリが来た。
その直後、ミノーに食いついたものが海面に飛び上がった。
トビエイだ!
 
足元で喰い付いたのだから何とかなると思ったのも束の間、凄まじい勢いで沖へ走る。
今までにない勢いでリールから糸が出て行く。
これは以前に釣ったハマチと同じくらいの引きだ。

ハマチの時と違い、一度走り出すといつまで続くのかと思うくらい走り続ける。
しかし、自分もあの時とは違う。
こんな大物には疲れるまで走ってもらおう。
20分後にはトビエイが疲れたようで、何とか糸を巻けるようになってきた。
そして遂に足元まで寄せてきた。

どうにも玉網に入りそうにない。
意を決して抜き上げたところ、ついに糸が切れてしまった。
 
ルアーでエイを掛けたのはこれが初めてだ。
釣り上げることはできなかったが、大物と戦えたことで自信が着いた気がする。