暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

論文投稿

今は体の状態を考えて仕事量を減らしている。
それでも何もしないというのも精神的に良くないので、簡単なデスクワークを中心に仕事をしている。
 
そのうちの一つ、入院中から進めていた論文原稿の作成が完了した。
早速科学雑誌に投稿する。
共著者の荻野さんやカーンに投稿先を相談したところ、Impact factorが高い科学雑誌が良いと言う。
Impact factorは科学雑誌のレベルを表す指標の一つであるが、これが高い雑誌(NatureやScience、Cellなど)は著名である反面採用されづらい。
自分は論文が不採用になった時のリスクを第一に考えているので、比較的難易度の低い科学雑誌を選ぶことが多いのだが、今回は彼らの考えを受け入れることにした。
もちろんNatureやScienceには全く相手にされないので、いつもの投稿先よりも少しだけレベルが高い科学雑誌を選んだ。
 
教え子の選択が正しいかどうか楽しみだ。