暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大型連休最終日

今日は久々のシーロード八幡浜に行ってきた。
一人で行くのは寂しいので増成君を誘う。
彼にとってはこれが初めてのシーロードであるが、この時期ならコウイカが釣れるはずなのでボウズにはならないだろう。
 
ゴールデンウィーク最終日のシーロードは家族連れで賑わっていた。
コウイカ狙いの人が10人以上、サビキ釣りやカゴ釣りが20人以上といったところだろうか。
残念なことに今年3月末に釣堀の営業が停止したのでどこか静かになった気がする。
 
まずはコウイカ釣りだ。
期待を込めて餌木を投入するものの全くアタリはない。
コウイカの時期が終わっていたのだろうか、周りの釣り人もあまり釣れている雰囲気ではなかった。
釣りを始めて1時間後、餌木が重くなるのを感じた。
やっと来たかと思いつつ夢中でリールを巻くと途中で軽くなる。

触腕だけ釣れた。
数少ない好機を逃してしまった。
この後もさっぱりアタリは来ない。
 
さらに1時間後、再び餌木が重くなる。
今度は慎重に巻き上げてみるとコウイカが腕一本で付いていた。
隣の釣り人に玉網で掬ってもらう。

やっとコウイカが釣れた。
 
2杯目のどじょうを狙うべくすぐさま餌木を投入する。
さらに餌木が重くなったがこれは根掛かりだ。
ロッドを軽くあおると乾いた音が響く。

エースからもらったロッドが折れてしまった。
強引に引っ張った訳ではないのにあっさりと折れてしまった。
エースに申し訳ない…。
 
この後は別のロッドで粘ってみるが全く釣れなかった。
そんな時の保険としてサビキ釣りの準備もしていたが、サビキでさえ何のアタリもない。
周りの人もほとんど釣れないというまさに異常事態である。
結局、自分がコウイカ1杯、増成君がボウズでシーロード八幡浜を後にする。

ここまで来てボウズでは辛すぎる。
 
帰る直前に駐車場の傍の浅瀬に小魚がいるのを発見した。
最後のお遊びということでメバルロッドでワームを落としてみるといきなりアタリが来た。

自身初のマハタ(の子供)が釣れてしまった。
増成君にロッドを渡してみると、四苦八苦しながらもカサゴを釣り上げた。

19cmの良型で、彼にとってはルアーで初めて釣った魚である。
彼を見ながら昨日のナマズを思い出した。
さぞ嬉しいことだろう。
この後はなかなか釣れなくなったものの辛うじて22cmのアジが釣れた。

サビキでは全く釣れなかったのに。
ワーム遊びに夢中になり帰る時間が1時間程遅くなってしまった。
 
数は釣れなかったが新魚種が追加できただけ良かったとしよう。
いずれまたシーロード八幡浜にリベンジに来よう。