暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

代休

今日は先日の休日出勤の代休である。
ここ数週間は論文修正作業に追われていたのでちょうどいい。
久しぶりに釣りに行くことにした。
 
早朝3時頃に起床し、八幡浜に向かう。
海沿いの道を走っていると海の向こうで稲光が見える。
また雨が降るのか心配しながら車を走らせ、5時前に最初の釣り場に到着した。
 
取り敢えずミノーを投げてみるがアタリがない。
場所を替えつつ投げ続けると何やら小さなアタリがある。
これはまさかと期待しつつミノーを引いているといきなりガツンと来た!
そして直後にラインのテンションが抜ける。
あまりの衝撃にミノーを持っていかれてしまった。
ミノーは失ったが、ここにフィッシュイーターがいることを確信する。
次にシンキングペンシルを投げるとまたガツンと来た。
先程よりも小さいそいつはエラ洗いを始める。
シーバスだ!
何としても釣り上げたいので慎重に浅瀬に引いているうちにバレてしまう。
挫けずにシンキングペンシルを投げるとまたアタリが来て、またエラ洗いでバラしてしまった。
シーバス運が悪すぎて泣きそうになる。
懲りずにミノーに替えて釣りを続けるとまたアタリが来た!
今度は慎重になんて言わずに強引に抜き上げてやる。
勝負は数秒でついた。

遂に待望のシーバスを釣り上げた。
31cmと最初にバラしたものよりも小さいがそれでも一安心だ。
 
この後、まだ魚の気配がするのでミノーを投げてみるとまたアタリが来た。
強引に抜き上げてみると知らない魚がミノーに喰らいついていた。

29cmあったが、これはひょっとしたらウグイだろうか。
 
この後にかつて清原君達と行った釣り場に移動した。
既にシーバスも釣れているし気分は上々だ。
ところが何時までたってもあの釣り場が見えてこない。
気付けば見たこともない場所を走っている。
これはひょっとしたら迷子なのではないだろうか?
慌ててスマートフォンで現在位置を確かめつつ国道に戻る。
結局釣り場には行けず、宇和島に着いてしまった。
 
せっかくなので宇和島で釣りを続けている。
すると、自分の街で大雨洪水警報が出ているではないか。
これはと思い急いで納竿して帰ることにした。
ちなみに宇和島で釣れたのは軍手だけだ。

幸いなことに昼前に自分が帰った時には雨は止んでいた。
後で学生や妻に聞いてみたらとんでもない大雨だったらしい。
 
結局、9時間の釣行のうち釣りができたのは2時間くらいで残りはほとんど車を運転していた。
このままでは気が済まないので夕食前にいつもの場所に行ってきた。
するとまたあの謎の魚が釣れた。

28cmと1cmだけ小さかった。
 
何だかバタバタした1日だったが、ようやく夏休みを迎えられた気がする。