暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

釣り初め

冬休み八日目。
今日は釣り初めである。
今年一年の釣りを占う大事な行事だ。
 
早朝4時過ぎに起床し、車に乗り込む。
釣り場は第二の河口。
昨年にやり残した、シーバスを釣り上げることが目標だ。
6時40分頃が満潮のところ、朝6時前に第二の河口に到着した。
まずはソアレSSでライトゲームを楽しむ。
ワームを投げると早速のアタリ。
今年最初の魚は、嬉しいお持ち帰りサイズのアジである。
写真を撮ろうかとも考えたが、二匹目のアジを釣りたかったのでここは我慢だ。
これが裏目に出てしまい、結局お持ち帰りのアジを1匹追加しただけで、豆アジしか釣れなくなってしまった。
豆アジのアタリが続く中、時折シーバスのアタリがある。

小さいながらも初シーバスを釣り上げた。
この後も一匹追加してなかなか調子が良いスタートだ。
 
と調子に乗っていたら、満潮で潮が止まったのを境に全くアタリがなくなった。
場所を変えてシーバスロッドでバイブレーションを投げ続けるも全くアタリがない。
そうこうしているうちに空がどんどん明るくなっていく。
とうとう夜が完全に明けてしまい、釣れる気配がなくなってしまった。
すっかりやる気をなくしてメタルマルを投げていると、大きなアタリが来た!
ただしアタリが大きかった割にはあまり抵抗せずエラ洗いもない。
まさかの初エソだろうか。
足元に寄せてみると良型のシーバスだった。
大きさの割にはやたらと大人しいのが気になるが、とにかく玉網で掬った。

63cmのタイリクスズキだ。
まさかの良型に写真のピントが合わない。
やたらとお腹が膨れているのが気になる。

外れやすいメタルマルが良くもってくれた。
口の中を見てみると、メタルマルのリアフックが鰓弓に刺さっており、その鰓が外れかかっている。
どうやら丸飲みしたメタルマルが鰓に掛かってしまったらしい。
そのせいでほとんど抵抗しなかったのだろう。
このままだとリリースしても助からないのでお持ち帰りすることにした。
お持ち帰りサイズが釣れたので、今日はこれで納竿である。
 
持って帰ったシーバスを捌きつつ、お腹が膨れている原因を調べる。
お腹を開いてみるとやたらと胃袋が大きいことに気付く。

胃袋を開いてみるとメッキが二匹入っていた。

このサイズが二匹も入っていればお腹が膨れて当然だろう。
今回は皮を引いてみた。

切れる包丁が欲しい。
 
以上が今年の釣り初めである。
自分としては上出来だと思う。
これで第二の河口の釣りをひと段落させて、次回は別の釣りに挑戦したい。
今年も良い釣りができるよう頑張ります。