暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

学会3日目

今日は学会最終日。
真面目に学会に参加しつつ、この街を見て回るのだ。
 
早朝に大学内を散策していると、かつてサークルの建物があったところにコンビニエンスストアと郵便局ができていることに気付いた。

ついでに向かいの「桃花楼」がなくなっていることにも気付く。

ここのタンメンは太麺で野菜が多くボリュームたっぷりなうえ安かったのでよく通っていた。
その一方で、近くの「天下一品」は相変わらずのようだ。

自分はこの街で天下一品を学んだ。
田舎から出てきたばかりの自分にとっては透明度ゼロのスープは衝撃だった。
U大生御用達の「ピンフ」も健在だった。

麺好きの自分はあまり行かなかったが、安くてボリュームたっぷりの学生の味方の定食屋である。
 
学会の研究発表を一通り聞いた後、自分の研究室に立ち寄ってみた。

最近の改修工事のおかげで昔の面影はほとんどなかった。
大学を卒業生13年も経つのだから当たり前だろう。
研究室も進歩し続けなければならないので、変化を拒絶する訳にはいかない。
 
3日間だけとはいえ十分に学会と母校を満喫できた。
名残惜しい気もするが、今の大学に戻らなければならない。
新幹線に乗り、スカイライナーに乗り換えて成田空港に向かう。
帰りの飛行機で分子生物資源学のN口先生に偶然お会いした。
行きも帰りも分子生物資源学の人に会うとは驚きだ。
成田空港での混雑のせいで離陸が遅れ、機内で座って待っていたので疲れてしまった。
自宅に帰ったのは21時近くだった。
明日からは通常勤務である。
できれば1日くらい休みたい。