暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

幸運その2

今日は日曜日。
午前中から実験に勤しむ。
期待通りの結果ではないが、それでも無事に実験を終えることができた。
明日の実験の準備を済ませて、自宅に戻って昼食を取り、再びいつもの海に向かう。
 
いつもの釣り場にはルアー釣りをしている人が一人もいない。
今日も釣れなさそうだなと思いつつ目の前の海を見ていると、海鳥がたくさん集まってくるではないか。
もしやと思いスピンテールジグを投げるとアタリが来た!
興奮しながらリールを巻いていると途中で手応えが軽くなった。
この好機にバラしてしまったがまだ海鳥はたくさんいる。
スピンテールジグではバラしやすい気がしたので、メタルジグに替えて広い範囲を探ってみる。
海鳥を目の前にしてアタリがない時間が続く。
メタルジグに替えてから30分程経った時、待望のアタリが来た!
細長い体がギラリと輝く。
何だよダツかよと思ったがよく見ると違う。

54cmのサゴシだった。
まさか真昼間に釣れるとは…。
いつものように氷を持ってきていないので、急いでコンビニに向かう。
 
この後もメタルジグを投げ続けるが、アタリは二度となかった。
それでもまさかのサゴシに満足して納竿した。
ヒラメといいサゴシといいこんなに幸運が続くと後が怖い。
自分の実力ではないことを忘れないようにしようと思いつつ帰路に就いた。
 
ちなみに、このサゴシを捌いて食べてみた。


初冬に釣ったものと比べると明らかに脂が少ない。
インターネットで調べたところ、サゴシ(サワラ)は春よりも冬の方が脂が乗るらしい。
季節によってこんなに味が変わるとは知らなかった。