暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大型連休その1

今日からゴールデンウィークである。
釣り三昧の生活といきたいところだが、仕事が残っているので好き勝手なことばかりしていられない。
この連休中に、投稿論文1つと日本学術振興会の書類を1つ、そして記事1つを書かなければいけない。
少なくとも投稿論文と日本学術振興会の書類は完成させたいところだ。
 
と言うことで今日は朝から論文作成に取り掛かる。
実験結果が良好なので文章の作成がすんなり進む。
ある程度進んだところで釣りに行ってきた。
 
既に日が高くなっているうえ潮止まりの時間帯なので何かが釣れるということはないだろう。
そこで、近くの河口で夏のチヌ釣りに向けてペンシルベイトを練習することにした。
投げたペンシルベイトが着水した時、魚の手応えを感じた。
どうやらボラがスレ掛かりしたらしい。
取り敢えず寄せてみるが、スレ掛かりのせいかかなり引く。
50cmくらいのボラの姿が見え、玉網で掬った瞬間にルアーが外れた。
ボラには申し訳ないがなかなか楽しい手応えだった。
 
この後、潮が動き始めたのでいつもの海に移動した。 
いつもの釣り場は釣り人が一人しかおらず、あまり釣れている気配はなかった。
それでもと思い、メタルジグやスピンテールジグを投げてみるがやはり釣れない。
いつものようにワーム遊びを始める。

あっさりとメバルが釣れた。
よしよしこれでボウズ脱出だと喜んでいたら、隣の釣り人の玉網に何かが入っている。
どうやら自分がワーム遊びに逃げている間に魚を釣り上げたらしい。
遊んでいる場合じゃないと思い、再びメタルジグを投げるが自分の方には全くアタリがない。
隣の釣り人の技術は相当なようで、見たこともない動きでロッドを操っている。
技量の差が確実に釣果に表れている。
 
アタリがないまま正午になり、その釣り人も帰ってしまった。
自分ももう帰ろうかと思い始めた時、遂にアタリが来た。
慎重に寄せて玉網で掬う。

52cmのサゴシだった。
サゴシが釣れて嬉しいが、ボラの方がよく引いた。
サゴシはショアジギングロッドで、ボラはシーバスロッドだったので引きの感触が違って当然ではあるが。
 
このサゴシを持ち帰り、自宅で捌く。

いろいろあったが楽しい一日だった。