暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

修士論文中間発表

夕方に9月に卒業予定の学生(一人)のための卒業論文発表会が行われた。
ついでに修士論文中間発表会も行われた。
これは3月に中間発表できなかった自分の研究室の大学院生一人のためのものである。
四限目の講義のすぐ後だったのでかなり疲れた。
自分の研究室では発表にかなり力を入れて教育している(つもり)。
そのためほとんどの学生は発表技術を向上させることができるのだが、質疑応答の技術はなかなか育たない。
自分の研究室の大学院生もその例にもれず、発表こそうまくいったものの、質疑応答はまだまだであった。
質疑応答は自分の研究内容をよく理解することと、質問者の意図をきちんと把握すること、そしてそれに対して適切な回答ができることが望まれる。
研究や発表に対して受け身の姿勢ではあまり育たない能力でもある。
どうやったらこれを教えられるのか、いつも悩む。