暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

第一の河口

最近釣りの調子が悪い。
 
時間を見つけては海に行っているのだが、魚が釣れるどころかアタリさえない。
気付けば2週間も魚が釣れていない。
この状況を打破するために昨日に第二の河口と佐田岬に行ったが完全ボウズに終わってしまった。
この借りはできる限り早めに返さなければならない。
と言うことで早朝から第一の河口に行ってきた。
 
朝6時過ぎに第一の河口に到着した。
上げ潮で満潮まで2時間弱といったところだろうか。
昨日の雨のせいかやや濁っている。
早速バスデイのレンジバイブ70ESハイトホロイワシを投げる。
数投目にかなり大きい衝撃が来たが、その正体はナイロン袋だった。
水が入ったナイロン袋はかなり重く5分程かけてようやく抜き上げることができた。
これで釣り場を荒らしてしまった気がしないでもないが取り敢えず釣りを続ける。
しばらく投げ続けたところようやくアタリが来た!
すかさず鰓洗いが始まる。
久しぶりのシーバスだ。
慎重に寄せようとしていると突然手応えが軽くなる。
ここにきて痛恨のバラシである。
 
この後は全くアタリがなくなってしまった。
もう釣れないだろうと思いつつ、最後にレンジバイブ70ESのクリアチャートを試してみることにした。
クリアチャートに替えて数投後についにアタリが来た!
鰓洗いはしないし走りもしないがなかなか重い引きだ。
浮き上がってきた体は銀色に輝いている。
何だか平たいぞ。



44cmのやたらと体高が高いキビレが釣れた。
ただ、鰭がそれほど黄色ではないのでキビレではないかもしれない。
インターネットで調べたオキナワキチヌも同じ様に鰭が黄色っぽくないので、ひょっとしたらオキナワキチヌかもしれない。
オキナワキチヌはここにはいないはずであるが…。
こんな大きなキビレ(?)を釣ったことがないので、今回はリリースすることにした。
 
実は、クリアチャートのバイブレーションで釣れたのは今回が初めてだった。
クリアチャートは夜使うものだと考えていたがそうでもないらしい。
これで自分の引き出しを増やすことができれば良いのだが。
まずは2週間ぶりの魚を喜ぼう。