暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

撃投ジグ

今日は「昭和の日」でお休みである。
何年か前までは「みどりの日」で、そのさらに前は「天皇誕生日」だった。
昭和生まれの自分としては今でも「天皇誕生日」のつもりでいる。
 
それはさておき、今日から大型連休が始まる。
と言うことで早朝から釣りに行ってきた。
まずは第二の河口に行くが全くアタリがない。
そこで、佐田岬に向かい釣り場の新規開拓を行うことにした。
 
予めインターネットで調べておいた漁港に向かいルアーを投げる。
港の外側はやや水深があるようで何かが釣れそうな気がする。
しかし、ギャロップアシスト30gを投げて底の方を探っているといきなり根掛かりしてしまった。
今まで何度も魚を釣ってきた珠玉のメタルジグだったのに…。
しかもルアーボックスに予備を入れておくのを忘れてしまう始末。
アーボックスには撃投ジグしか残っていない。
 
カルティバ撃投ジグはかなり有名なメタルジグでよく釣れると評判である。
しかし自分には相性が悪く、今まで1匹も釣れたことがない。
今までずっとルアーボックスのこやしになっていた。
フックも既にボロボロである。
とは言え手元には撃投ジグしかないので、これを投げて底の方を探ってみる。
メタルジグを着底させてシャクり始めたその時、ズシっとした手応えがきた!
あまり動かないので根魚かと思い寄せてみると。

アカナマコが引っ掛かっていた。
取り敢えずボウズではないなと思いつつ釣りを続けていると今度は魚のアタリが来た!

20cm弱のカサゴが釣れた。
撃投ジグが、初めてまともなメタルジグであると思えた瞬間だった。
 
この後もカサゴが釣れた。


結構釣れるので撃投ジグも悪くないと思い始めた。
そう思いながら投げ続けていたら根掛かりした。
何とかして根掛かりから逃れることができたが、回収している最中に手応えがフッ…と軽くなる。
PEラインが何かに擦れていたらしく途中で切れていた。
 
自分の場合、釣れているルアーはかなりの確率でロストしてしまうが、撃投ジグも釣れるルアーになった瞬間にこの法則にやられてしまったのかもしれない。
 
この漁港は良さそうな釣り場ではあるが、外側で漁船が何度も網を入れていたので、しばらくは釣れないかもしれない。
港内はロープが多いもののベイトの集団が見えたりといろいろと釣れる気がする。
試しにバイブレーションを投げてみたら70cmくらいあるシーバスが突進してきた。
残念ながらフッキングしなかったので、また来てみようと考えている。