暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

奥義

三連休の初日。
早朝から実験である。
しかし、予想通りの結果を得ることができなかった。
あまりに悔しいので夕方に地元の海に行くことにした。
狙いは謎の大物である。
 
潮の具合が良くなるまで別の釣り場で時間を潰すことにした。
そこにはベイトが見えず釣れる気配がなかったが、取り敢えずメタルジグを投げる。
1時間程投げたがまったくアタリがない。
そこである釣り方を試してみることにした。
それは「メタルジグを着底させて、しばらく放っておく」である。
根掛かりしそうな場所では使えないが、ここは底が砂地なので問題ない。
と言うことでメタルジグを投げて、親に電話すること5分間。
電話を切った後でロッドをあおってみると手応えがある。
ゴンゴンゴンと引いていくこの魚は…。

45cmのマゴチだった。
まさかの奥義炸裂である。
 
ちなみに謎の大物は釣れなかった。
 
自宅でマゴチを捌いてみると、胃からはシャコの様なものが出てきた。

この釣り方が正解だったのかもしれない。

三枚に下して妻に渡した。