暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

夏休み三日目

夏休み三日目。
朝3時頃に起床して一路第二の河口に向かう。
前回にセイゴをバラしまくったのでそのリベンジだ。
今回はメバル用のミノーのために新しいフックも買ったのでそう簡単にはバラさないぞ。
 
釣りの前にフックをどう替えるべきか考えてみた。
どう考えても今のフックが鈍いわけではなさそうだから、全部替えるのはフックに対して申し訳ない。
いろいろ考えた挙句、フロントフックだけ新しいものに替えてみた。
早速フックを交換したミノーを投げてみた。
その二投目にすぐにアタリが来たが鰓洗いの猛攻に遭って抜き上げ時にバラしてしまう。
その数投後にもアタリが来たが、こちらもあっさりバラしてしまった。
また同じことの繰り返しかと思いつつ、めげずにミノーを投げ続ける。
するとまたアタリが来た。
今度こそと思いつつ、覚悟を決めて抜き上げる。

ようやく釣れたセイゴは25cmのお子様サイズ。
しかも掛かっているのは古い方のリアフックだったりする。
すぐに28cmのセイゴを追加した。

これでセイゴ釣りは終わり。
場所を移動して次の獲物を狙う。
 
次の獲物はマゴチだ。
と言うのも、一昨日の釣りでエソばかり釣れていた時にちょっと変わった魚と出会ったからだ。
その魚は、メタルジグを投げてボトムまで落としていた時に喰いついてきた。
比較的重めの手応えだったがあまり暴れなかったので大きめのエソかなと思っていた。
しかし、エソの場合なら途中で浮き上がることが多いが、全く浮き上がる気配がない。
不思議だなと思っていたが、足元まで寄せた時に強烈に抵抗してきた。
結局ラインが切れてしまいその魚の姿を見ることはできなかった。
足元で大暴れしたのでマゴチだった可能性がある。
 
ということでメタルジグでボトム付近を探ってみる。
不思議なことに今日はエソのアタリが全くない。
バイブレーションに替えてボトムまで落としてみると何かに引っ掛かった。
根掛りかよと思ったがリールを巻くことができる。
まったく暴れないので、魚ではなくゴミかタコだろうと思っていた。
足元に寄せて観てみると40cmくらいのマゴチだった。
釣られたことに気付いていないのか微動だにしない。
さあ玉網で掬おうとした瞬間、思いっきり暴れ始めた。
そして痛恨のバラし。
間違いなくマゴチはいたのだ。
しかしこの後はアタリがなくなってしまった。
 
帰り道、第三の河口で少しだけ釣りをした。
釣れたのはエソと、

20cmくらいのモジャコだけ。

これで今日の釣りは終わり。
 
自宅に戻って家事を済ませ、午後から大学で実験した。
小心者の自分は仕事をしていないと後ろめたい気持ちになってしまう。
仕事をした分、釣りに励むことができるのだ。
と言うことで明日も釣りに行こうと思う。