暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

思わぬアクシデント

夏休み前にどうしても終わらせたい仕事がある。
それは総説論文を作成することである。
4月の終わり頃に依頼されたのだがどうしても筆が進まなかった。
昨日になってようやく80%くらい完成したので、ようやく共同研究者に提出することができる。
 
そのご褒美、ということで早朝から釣りに行ってきた。
後で起こるアクシデントも知らずに…。
 
釣り場に到着したのが朝4時半頃。
ちょうど下げ潮に差し掛かったところで、海面にはライズが頻繁に起きている。
あまりに良い状態に期待感は高まる。
早速メバル用のミノーを投げてみると頻繁にチェイスがある。
シーバスか何かは分からないが、確実に何かは釣れるだろう。
とその時、アタリが来た!
やや強引に寄せて抜き上げる。

30cmくらいのウグイだった。
シーバスではなかったが、まだまだ時間はたっぷりある。
取り敢えず写真を撮ってリリースしようとした時、ウグイが予想外に暴れた。
そしてフッキングしていないトリプルフックが自分の右手親指にフッキングする。
自分で抜けるような浅い刺さり方ではない。
またやっちまった…!
急いで近くの病院に行くが、今日に限って救急がお休みだった。
インターネットで調べたところ、救急をやっている病院は車で30分間程離れている。
他に選択肢はないため、予めその病院に連絡しておいてから車に乗る。
病院に到着後、レントゲンを撮り、局所麻酔をしたうえでフックを外す。
痛みもなく、今のところ問題はなさそうで一安心した。
 
この時点で6時を過ぎていたので釣りは強制終了である。
いや、釣りはともかく、自分の体が無事であることを祈ろう。
そして自分の不注意を反省しよう。