暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

新しいルアーを試す

ようやく実験がない休日を迎えることができた。
今までの鬱憤を晴らすべく、早朝から釣りに行くのだ。
釣り場は自分と相性が良い第二の河口にした。
ここなら何かは釣れるはずだ。
釣りに行けない間に購入した新しいルアーも試してみたい。
 
この新しいルアーとはアイマのソバット80とランブルベイトのハウレイ110である。
普段使っているアピアドーバー82Sよりもレンジが浅めのミノーが欲しかったので、インターネットで調べてこの二つを買っておいた。
果たして新戦力になるのか、それともルアーボックスの肥やしになるのだろうか…。
 
朝5時頃に到着し、早速ハウレイを投げてアクションを確認する。
何となくうまく泳いでいない気がしたが、取り敢えず使ってみることにした。
流れがヨレているポイントに入り、ハウレイを投げてみる。
足元まで回収した時に何かの魚が追いかけてきたのが見えた。
ひょっとするとこのアクションで釣れるのかもしれない。
二投目はダウンクロスに遠投し、タダ巻きしてみるとアタリが来た!
手応えからすると60cmくらいはあるシーバスだ。
このルアーは使えるぞと思った瞬間、手応えが軽くなった。
ラインを回収してみるとリーダーがない。
どうやら結束部分が弱くなっていたらしい。
またやってしまった…。
自分の駄目さ加減に腹が立つし、何よりもシーバスに申し訳ない。
 
この後は何を投げてもアタリがなくなってしまった。
すっかり夜が明け、ボウズがほぼ確定した頃にソバット80を試してみることにした。
せめてアクションだけでも確認しておこう。
そう思いながらルアーを引いているとアタリが来た!
慎重に寄せて少しだけ痛みが和らいでいる右腕を使って玉網で掬う。

46cmのタイリクセイゴだった。

そしてソバットの一軍入りが決定した。
ただ、ソバットの動きはどうだったかは自分の経験値と文章力のなさのせいで書くことができない。
自分の技術が向上するまで使ってみようと思う。
 
この後はソバットにもアタリが消えてしまった。
今日はシンキングペンシルで全くアタリがなかったので、深いところをより速く泳ぐルアーの方が良いのではないか。
と言うことでレンジバイブ80ESを投入するとゴスゴス引っ掛かる手応えがある。
海底を擦っているのかと思いきや、シーバスが足元まで追いかけてきた。
残念ながら喰わなかったが、自分の読みが間違えてなかったことで少し満足した。
 
これで今日の釣りは終わり。
それにしても今日はシーバスの他にボラやチヌ、グレなど多くの魚を見ることができた。
カニものんびり交尾していた。

ひょっとして共食いをしようとしているだけかもしれないが。
もうすっかり春だ。