暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

そして強引になった

昨日からO山大学の共同研究が始まった。
共同研究と言っても具体的なことは何も知らされていなかったので、あちらの要望を聞きながら急いで実験計画を立てている。
その対応でドタバタしているが、こんな時には研究室の学生が実に良い働きをしてくれる。
もっとも学生にとっては迷惑なだけかもしれないが…。
共同研究の本実験が今日行われるため、また学生に迷惑をかけることになるだろう。
そんなこんなで精神的によろしくない。
 
と言うことで早朝から第四の河口に行ってきた。
月曜日のリベンジを果たすのだ。
注文したばかりのルアー(アイマのK太)はまだ届いていないが、他のルアーで何とか攻略してやる。
朝5時頃に第四の河口に到着し、いつもの流れ込みで釣りを始める。
今回使うルアーはアピアのDOVER82Sである。
手持ちのルアーの中では水噛みが最も良いミノーである。
これを流れ込みに投げてみるがアタリはない。
角度を変えてもアタリはなかった。
やはりK太ではないと駄目なのだろうか…。
ここで流れ込みを諦めて、壁際を攻めてみる作戦に切り替える。
一投目、壁際ギリギリにルアーが着水する。
自分にしては珍しくうまく投げられたなと思った瞬間、待望のアタリが来た!
今日こそは強気で戦ってやる!
敢えて強引に寄せてみるが、魚が流れ込みの流芯に逃げてしまった。
何とか魚を浮かせて玉網で掬うと、玉網にとんでもない水圧が掛かる。
玉網の柄がひん曲がってしまいどうにも掬えそうにない。
必死で玉網を横に動かして流芯から外し、何とか無事に掬い上げることに成功する。

66cmのマルフッコだった。

後で写真を見て気づいたのだが、左側の胸鰭がなくなっていた。
最近は20cmくらいのセイゴばかりだったので、良い引きを堪能できた。
もっとも水流の圧力も加わっていると思うが。
玉網を仕舞っていると、端のキャップが外れていることに気付いた。
玉網で掬う時にかなりドタバタしたのでその時に外れたのだろう。
 
とにかくこれでリベンジ達成である。
今日の共同実験もうまくいきそうな気がする。