暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

今年一年の研究を振り返って

今年は久しぶりに学会大会の運営がなかったので比較的のんびりできると思っていた。
ところが今年一年はとにかく実験に追われる日々だった。
それもそのはず、今は4年生3人、3年生3人の合計6人面倒を見ている。
しかも自分の研究分野では短期間の実験を何回も実施するというスタイルであるため、スケジュール管理が大変だ。
しかも実験材料の入手が限られてしまったために、土曜日と日曜日に実験が集中するようになってしまった。
そんな悪条件にも関わらず、学生達、特に4年生は実験を頑張ってやってくれた。
ある4年生は新しい実験技術(といっても自分の研究室では新しいだけで、世間一般では古典的な手法)に取り組んでくれたりと、新しいことに挑戦もできている。
 
その一方で、論文があまり書けなかった。
前半こそ2本の論文が学術雑誌に受理されたが、後半は辛うじて一つ投稿できただけだ。
4年生が頑張ってくれた実験は何としても論文にまとめたい。
来年にはこの目標を達成できるよう頑張りたい。