暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

雪見釣り

ここ最近の寒波のせいで県南西部は雪に見舞われている。
 
果たしてこんなに寒くてもシーバスは釣れるのだろうか。
それを確かめたくて早朝から第二の河口に行ってきた。
本当は第一の河口に行きたかったのだが、積雪が多そうだったので止めておいた。
 
朝5時前に第二の河口に到着した。
雪こそ降っていないもののかなり寒く道端には少しだけ雪が残っている。
今日は中潮で6時に満潮になるため、上げ終わりから下げ始めを狙う予定だ。
潮がかなり澄んでいるので夜明けまでが勝負だろう。
そして今日は70mm以下のルアーを使わないという制限つきだ。
いつも使っているメバル用ルアーやワームはボウズ逃れには最強兵器であるが、20cm程度のセイゴしか釣れない。
今年はより大物を狙いたいのでこの制限で釣りを始める。
 
まずはアピアのハイドロアッパー(90mm)を投げる。
下流に投げてゆっくり引いていると小さな手応えがあるがフッキングしない。
おそらく小さなセイゴだろう。
場所を変えてランブルベイトのハウレイ(110mm)を投げると早速アタリが来た!
しかし鰓洗いの猛攻にあってすぐにバラしてしまう。
この後もバイトは続くが3回連続でバラしたところで反応がなくなってしまった。
ハウレイ以外のミノーやシンキングペンシルを投げても全く反応しない。
ノースクラフトのエアオグル(85mm)を投げていると一度だけアタリが来たが、これまた鰓洗いでバラしてしまう。
そしてこの後に潮が止まり、アタリが全くなくなってしまった。
 
ほぼ夜が明けかけた頃になりようやく潮が下げ始めた。
最後の望みをかけてエアオグルを投げまくる。
すると時折小突くようなバイトがある。
先程のバラシもそうなのだがどうやらかなり喰いが浅いようだ。
めげずに投げているとはっきりと手応えのあるアタリが来た!
ほとんど引かなかったが慎重に寄せて玉網で掬う。

39cmのボロボロのタイリクセイゴが釣れた。

サイズはさておき、雪見釣り達成である。
 
ということで、かなり寒くても条件さえ合えばシーバスは釣れることが明らかになった。
しかも意外とシーバスのバイトがあることも分かった。
ただし、適切な潮や時間帯、ルアーでないとかなり辛い思いをすることになると思う。
 
もちろんこれはこの地域の寒さではという条件つきの話なので、責任は一切持てません。