暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大型連休3日目 結婚式の後で

奥山君と荻野さんの結婚式の後に、ひとまず自宅に戻って休憩した。
その後で実験の準備をするために研究室に行くと、結婚式に出席していた研究室OBの杉本さんの置き手紙があった。
時間が空いているので自分に会いに来たという。
実は昨日もタイミングが悪く彼女に会うことができなかった。
 
杉本さんは奥山君と荻野さんの一学年後輩で、農学部の学生ではなかったが自分の研究室に所属していた。
彼女も奥山君や荻野さんと同様に、研究や研究室の運営に頑張ってくれた学生の一人だ。
 
彼女とは卒業式以来で、もう4年経っている。
せっかく遠くから来ているのに結婚式で少し話しただけではもったいない。
ということで実験の準備を急いで終わらせて彼女を追いかける。
何とか彼女と合流することができて、30分くらいだがゆっくりお話しすることができた。
 
結婚式には奥山君と荻野さんの同級生である増成君も出席していた。
増成君も本当によく頑張った学生の一人だ。
 
既に大学を卒業した彼らであるが、彼らを想う気持ちはあまり変わっていない。
子離れできない親とはこのようなものなのだろうか。
彼らにとっては迷惑以外の何物でもないかもしれないが。