暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

釣り部の自主練(前編)

最近は仕事の調子が悪い。
実験はうまくいかないし、授業にも手ごたえがない。
ついでにパソコンの調子が悪い。
先週は授業前だというのにパソコンが壊れてしまった。
たまたま他のパソコンが使えたからよかったものの、あやうく授業に間に合わなくなるところだった。
 
こんな調子が続いているので、気分転換したくなる。
 
釣り部部員の植村君も実験の調子が悪いらしい。
ということで、二人で八幡浜市の「シーロード八幡浜」で釣りをすることにした。
シーロード八幡浜は釣堀だが釣堀の外での釣りもできる。

景色がすばらしい。
受付では人馴れしたネコが迎えてくれる。

 
他の釣り人たちはサビキ釣りばかりだ。
自分たちもサビキ釣りをするが、それとは別にいつもの投げ釣りもする。
場所が悪いのかアタリもほとんどない。
シーロード八幡浜には毎年来てそこそこ魚を釣っているが、まったく釣れない時間帯がある。
今日は釣れないのかもしれないなと考えていると、大きなアタリがきた。
リールを巻こうとするがヒキが強くてうまく巻けない。
なんとかリールを巻いていくと、ついにその姿が見えた。
平べったい体に縦の縞模様。
イシダイだ。
植村君に玉網ですくってもらい何とか釣り上げた。

イシダイは大きくなると縦の縞模様が消えていく。
つまりこのイシダイはまだ子供だ。
後で測ってみると30cmあった。
今まで10cmくらいのものを釣ったことがあるが、このサイズは初めてだ。
 
後編へ続きます。