カレイの昆布〆め
5枚おろしにしたカレイのうち、1枚の切り身は昆布〆めにした。
昆布〆めは刺身の水分が昆布に吸われて身が締まり、かつ昆布の旨みが刺身に移る、という調理技術である。
昆布〆めを作るのは生まれて初めてだ。
酢で湿らせた昆布で切り身を挟み、ラップした後に輪ゴムで固定し、冷蔵庫に数〜7時間ほど置いたらできあがり。
これはそもそも辻君のリクエストで作ったものだが、2日間つまり48時間も冷蔵庫に置いてしまった。
衛生的に心配なので今回は自分で食べることにする(真似しないでください)。
手にとって気づいたのだが、昆布が柔らかくなっている。
どきどきしながらラップをほどいてみると、
ちょっと昆布の色がついたカレイの切り身が出てきた。
真平らな昆布を使わなかったせいか、切り身が波打っている。
そして硬い。
早速切り分けて食べてみる。
むう、弾力がすごい。
2日間は放置しすぎだ。
しかし旨みがすごい。
先日の刺身よりも断然こちらの方が美味しい。
放置する時間を調整すれば、とてつもなく美味しいものができそうだ。
(注意)
昆布〆めを作られる方はきちんと調べてから作ってください。
当方では一切責任を持てませんので。