暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

釣り初め(前編)

今日は代休だった。
なのに風邪をひいてしまった。
まったくもったいないことをしてしまった・・・とはならない。
今日は昨年から予定していた「釣り初め」の日なのである。
というわけで風邪の体を引きずって四国最西端の佐田岬へ釣りに行った。
 
今日は初めて「泳がせ釣り」にチャレンジすることにした。
泳がせ釣りとは、文字通り小魚(生きています)に針をかけて泳がせ、その小魚を食べる肉食魚を釣るのである。
ヒラメやスズキなど、いわゆる大型で美味しい魚を釣ることができる。
ただしその小魚を手に入れなければいけない。
そこで、朝1時に集合して佐田岬の付け根の八幡浜へ向かう。
朝3時頃に八幡浜に到着し、餌になる小アジを釣るためにサビキ釣りを始めた。

小アジが釣れなければ泳がせ釣りはできない。
当初はまったく釣れなかったが、辻君が続々と小アジを釣り上げていく。
 
その間に植村君がまた玉網で遊び始めた。

その遊びとは目に見える魚を網ですくうというもの。
何をバカなと思っていたが捕獲した魚を見てびっくり。

20cmくらいのメッキアジだ。
メッキアジはロウニンアジの若魚である。
ロウニンアジは英語で「Giant Trevally(GT)」という。
Trevallyは「アジ科の食用魚」という意味なので、GTは「巨大なアジ科の食用魚」ということになる。
成魚は全長180cm、体重80kgにもなるらしい。
そんな魚が、若魚とはいえ玉網ですくえるとは信じられない。
恐ろしい男だ。
 
後編へ続きます。