暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

冷麺

中学生の時に生まれて初めてお店で焼肉を食べた。
その時に「冷麺」を生まれて初めて食べた。
 
衝撃だった。
見たこともない色の細い麺。
細いのに噛み切れない。
今までに味わったことのないスープと絶妙に合う。
後でこれが朝鮮半島の麺料理であることを知った。
 
これが自分の冷麺人生の始まりである。
今では焼肉を食べた後に必ず食べている。
それだけではなくたまに自分で作って食べる。
ちょっと高価だが冷麺は自分にとってはご馳走なので問題ない。
 
最近あまりにも忙しく心に余裕がない。
そうだ、冷麺を食べよう。
ということで早速作ってみた。
 
まずはピビムネンミョン(スープなし混ぜ冷麺)だ。

「ピビム」は「混ぜ」、「ネンミョン」は「冷麺」という意味だ。
ピビン麺」といった方がわかりやすいだろうか。
 
次にムルレンミョン(スープつき冷麺)を作った。

「ムル」は「水」、「レンミョン」は「冷麺」である。
具を作る技術がないので両方同じになってしまった。
具はともかく、冷麺は本当に美味しい。
特に麺が最高だ。
そば粉やジャガイモのデンプンを使用しているそうだが、本場朝鮮半島にはさまざまな材料を使った麺が多数あるらしい。
 
朝鮮半島には2つの有名な冷麺があるそうだ。
1つは日本人にもなじみが深い、「平壌冷麺」だ。
そしてもう1つが「咸興冷麺」である。
日本では岩手県盛岡市の「盛岡冷麺」が有名だが、もう1つご当地(?)冷麺があるのをご存知だろうか?
それは、大分県別府市の「別府冷麺」である。
この4つのうち、自分は盛岡冷麺しか食べたことがない。
いつか全てを食べてみたいものである。
 
自分は冷麺が大好きです、という日記でした。