暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ゴールデンウィーク(番外編)

ゴールデンウィークもほぼ終わり、ようやく研究室に学生が来るようになった。
 
大学4年生にとって就職活動真っ盛りの季節である。
就職活動に専念するため1ヶ月に1度しか大学に来ない学生も珍しくない。
研究室の学生はゴールデンウィーク中にも企業の面接があったらしい。
こんなに頑張っているのだから希望の企業に就職してくれればと思う。
 
一通りの仕事を片付けた後、松前港に行ってきた。
仕事の後なので夕まずめ時が完全に終わっており釣り人は誰もいない。
とりあえずメタルジグを投げてみると、なんと1投目からアタリが来た!
なんという奇跡だ。

40cmのハマチだった。
ゴールデンウィーク中はまったく釣れなかったのにいきなり釣れてしまった。
 
ハマチは出世魚なので大きさで呼び名が変わる。
関東では稚魚をモジャコ、35cmまでをワカシ、60cmまでをイナダ、80cmまでをワラサ、80cm以上をブリという。
一方、関西では稚魚はモジャコで同じだが、40cmまでをヤズ、60cmまでをハマチ、80cmまでをメジロ、80cm以上をブリという。
今回のは40cmなので、関東ならイナダ、関西なら(ぎりぎり)ハマチだろう。
いずれにしても幼魚なのでリリースすることにした。 
 
もう今日はこれだけでいいや、と思っていた。
ところが2度目の奇跡が待っていたのだ。
 
辺りが暗くなってきたので、スピンテールジグに交換してリフト&フォールを繰り返す。
数回投げたら帰ろうと思った矢先、アタリが来た!
このヒキはさっきとは違うぞ。

37cmのヒラメだった。
昨日、初めてルアーでヒラメを釣ったばかりなのに。
ヒラメは1m前後まで成長するので、このサイズでもまだまだ幼魚だろう。
およそ40cm未満をソゲというらしい。
とりあえず幼魚なのでリリースすることにした。
 
たった1時間で2匹も釣れてしまった。
そのうち悪いことが起きるんじゃないだろうか?