先日釣りに出かけた時に変わったものを拾った。
何かの貝殻だと思う。
持ち帰って調べたところ、アオイガイ(葵貝)の殻であることがわかった。
アオイガイと言っても貝ではなく、タコの仲間である。
貝殻を持つタコ、ということで「カイダコ(貝蛸)」とも言う。
この中にタコが入っていたことになる。
この殻は薄くて脆いため、身を守るためには不十分であると考えられてきた。
オーストラリアの研究者の調査により、アオイガイは殻の中に空気を貯めて浮力を調節していることが判明している。
世界にはいろいろな生き物がいるものだ。