暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

第5回釣り部遠征(後編)

朝食後、最後の望みをかけて三机港に行った。
ところがアオリイカはなかなか釣れない。
辛うじて辻君が3杯釣り上げたが、これ以上は厳しいようなので他の場所に行くことにした。
 
4人もいると車の中の荷物が多くなり車内が狭くなる。
今回の釣行に備えて車にロッドホルダーをつけてみたのだが、これが実にいい。

後部座席に座るとリールが頭に少しだけ当たってしまうことと、ルームミラーにリールが映ってしまうことが問題といえば問題だが、実用上問題はないようだ。
 
次の場所で餌木を投げ、そしてまた次の場所へ移動していく。
厳しい状況の中、辻君はわずかな好機を逃さない。

そうして最後にとある小さな港にたどり着いた。
その港で辻君は着実にアオリイカを釣り上げていく。
辻君の指示を受けて、他の3人も餌木を投げ続ける。
帰りの時間を考えるとここが最後になりそうなのでロッドを握る手にも力が入る。
そしてその時が来た!

小さいながらもついにアオリイカを釣り上げた。
 
この後、雨音とともに雨雲が近づき、そして大雨になった。
雨が止んだ15時頃に納竿した。

結局、2日間の釣行でアオリイカが20杯近く釣れた。
そのほとんどが辻君によるものである。
さすが釣り部のエース。
 
釣りをしていた時から気づいていたのだが、足が猛烈に痒い。
釣り場に蚊が大量にいたらしく、一人だけ半ズボンだった自分に集中攻撃してきたのだ。

雨が降っている時には蚊はあまり飛ばないので、止んでいる時には空腹なことが多いそうだ。
今回の釣行で雨が止んだ時に自分に襲ってきたのだろう。
 
次回は必ず虫除けを持っていこう。