暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

孵化

今朝、実験室からヒナの鳴き声が聞こえた。
孵卵器を覗いてみると土佐小地鶏のヒナが生まれている。

この土佐小地鶏は高知県の方からいただいたものだ。
いただいた有精卵を孵してヒナを育てた。
そのヒナが大人になりついに卵を産んだ。
その卵からヒナが生まれたのである。
つまり、親を育てて子を作ったことになる。
 
この畜産なら当たり前の事が、諸事情あって、自分の研究室ではできなかった。
ようやく新しい世界に突入する事ができた気がする。