暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

赤十字 その3

腰が痛くてあまり寝付けなかったが、とにかく一晩が過ぎた。
朝6時に採血をしたところ、順調に回復していることが分かったので、晴れて体を起こしていいことになった。
尿チューブともおさらばだ。
ところが、チューブを抜く時にはそれなりに痛いし、トイレで小便をする時もヒリヒリ痛む。
取り敢えず体の回復に勤めなければ。
 
のんびり本を読んでいたら、妻がお見舞いに来てくれた。
仕事があるのに…申し訳ない。
 
夕方に主治医の先生から診断結果を聞いた。
「IgA腎症」というなかなか大変な病気だ。
何が大変だと言うと、この病気には「完治」はないうえ、失われた腎臓の機能は元に戻らない。
そして腎機能が低下し続けると人工透析をしなければいけなくなる。
とは言え、以前に主治医の先生から恐らくはこの病気だろうと告げられていたので、やっぱりそうかという気分である。
妻にもあらかじめ告げていたのだが、何もないことを期待していたのだろう、彼女には辛い結果だったようだ。
 
取り敢えず治療を始めてから退院することになったので、入院期間を延長することになった。
現段階での処置が大事だと聞いたので素直に受け止めよう。
 
話は変わるが、今日の昼食は刺身だった。

病院食も悪くない。